カラーコーディネーターの仕事(商品企画)
カラーコーディネーターの代表的な仕事のひとつに「商品企画」があります。商品企画とは、消費者動向などの情報を十分に収集・分析し、「こういう商品を作ろう!」という商品コンセプトを設定することです。
市場に商品が溢れている昨今、売れるものを作るには、商品企画にもカラー戦略が重要と考えられます。モノが豊かになって、色彩がその商品の売り上げを左右するほど、大事な要素になっており、商品の差別化、オリジナル化する上で、商品のパッケージの色が、機能やデザインと同じくらい重要な役割を果たすようになったのです。
その商品の商品コンセプトにあった「最適な色彩」を設定するのが、商品企画に携わるカラーコーディネーターの主要な仕事なのです。
カラーコーディネーターの活躍する場所
従来はプロダクトデザイナーや広告代理店などが行ってきた、商品のデザインやPRにおけるカラー戦略の分野でも、専門のカラーコーディネーターが活躍し始めています。
カラーコーディネーターは、商品の色・デザイン・素材などを予測する「トレンド予測情報」などのデーターを検討し、商品コンセプトにふさわしい色彩を設定していきます。
たとえば、新商品を出す場合であれば、その商品がターゲットとする層はどんな人たちなのかを分析し、その層に売るにはどんな商品イメージを打ち出すのが効果的か、それにはどんなイメージカラーが最適化を分析します。
そして十分なデーターをそろえた上で、それを基にカラー戦略プランニングを行います。商品や企業のコンセプトに沿って、新製品のイメージカラーを設定し、場合によっては
その色のネーミングやCMで使用するイメージカラーを選定したりします。
現在では、アパレル、自動車、家電製品などのメーカーには、商品開発を専門とする部門があり、商品開発部門に所属するデザイナーがカラーコーディネーターの仕事を兼任するケースがほとんどです。
アパレルメーカーの商品企画者や、工業製品メーカーに勤務しているデザイナーは、ほぼ全員がカラーコーディネーターとしての知識を持ち合わせています。
メーカーや流通業界における「ヒット商品」の誕生にも、カラーコーディネーターは非常に深く係っているのです。
カラーコーディネーターの資格って何?
カラーコーディネーターの働き方
